【香川支局】「ウラジロガシ」や「ドクダミ」など、自生する薬草の加工販売に2015年から取り組む「まんのう町薬用作物栽培研究会」(会員40人)。薬草は取引先の確保が難しい中、同研究会では製薬会社との良好な関係で収益を上げる。会長を務める小野隆さん(70)は「品質を均一にするのは難しいが、取引先が等級を付けずにすべて買い取ってくれます。販売量で収益計算ができ、普及の助けになります」と話す。今年は生産者の拡大に向けて準備を進める。
〈写真:ゴーヤーを収穫しながら「形が悪くても、大きさがそろっていなくてもいいので楽です」と岩倉さん〉