「収入保険の昨年分の保険料の2分の1が今年春、戻ってきた。生産者にとってありがたい。『令和2年7月豪雨』や新型コロナウイルスの影響を受ける中、収入保険は必要」と話すのは、鹿児島県南九州市川辺町の生田フラワーズファーム合同会社・生田茂雄代表(54)。南九州市を含むNOSAI南薩(南薩農業共済組合)管内の7市では、収入保険の保険料補助を実施し、2019年加入分は1200万円(約210件)を補助。経営のセーフティーネットを広めることに大きく貢献している。
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〈写真:「収入保険に加入していると、新しい品種や栽培方法を試すときも安心」と生田代表〉