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台風接近数が20年で1.5倍に 激甚化への備え急務(2面・総合)【2020年9月1週号】

 気象庁気象研究所は8月25日、日本の太平洋側に接近する台風の数が2019年までの40年間で増加し、強度も増していると発表した。東京では、1980年以降の20年間に接近した台風の数に比べ、2000年以降の20年間の数が約1.5倍に増加した。移動速度も遅くなり、影響を受ける時間が長くなっている。9、10月は台風の発生が増え、気象災害へのリスクが高まる。被害を最小限にする防災・減災対策を進めるとともに、収入保険や園芸施設共済などの農業保険への加入による備えが欠かせない。

(2面・総合)