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独自のブランド和牛 ネット販売に勝機【9月1週号 秋田県】

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 【秋田支局】羽後町西馬音内で黒毛和牛を一貫経営する佐藤畜産=佐藤金市代表、70歳、肥育牛と繁殖牛、子牛合計約220頭。加工や販売まで全て自社で行い、インターネットを使った販売も展開している。
 仕上げた肥育和牛は市場に出荷せず、独自ブランド「羽後和牛」として同社の直売店「羽後和牛さとう」で販売。直売店を始める前から「楽天市場」や「ヤフーショッピング」などでインターネット販売を展開し、今年で12年がたつ。主に関東や関西の利用客へ提供してきた。
 購入者の要望に応じ、細かい部位の指定や必要な量にも対応している。金市代表の長男・弘さん(41)は「他店ではあまり対応していないような要望にも応え、付加価値を付け販売している」と話す。

〈写真:特選ヒレステーキ(シャトーブリアン)〉