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ポン菓子 年2万袋 米に付加価値を【9月1週号 広島県】

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 【広島支局】新米の1等米で作るポン菓子が、会員制交流サイト(SNS)で話題に上がるなど反響があり、年間2万袋を売り上げている。
 製造しているのは世羅町の檜山元延さん(39)と舞子さん(38)夫妻。自家栽培の「コシヒカリ」を使い、粒が大きく、大きさがそろっているのが特徴だ。プレーンやシナモン、きなこ、玄米の4種類があり、米本来の味を損なわないように砂糖を控えめにしている。
 「収穫した米をそのまま販売するだけではなく、違う形でも販売したかった」と、5年前からポン菓子作りに取り組む。「農家檜山」の名前で売り出し、舞子さんは「問い合わせなど、お客さんの反応を知るときが一番うれしい」と話す。

〈写真:ポン菓子と自家産タマネギのドレッシングを手にする檜山さん夫妻〉