新型コロナウイルス感染症に伴う「巣ごもり需要」増加を背景に、インターネットを介して注文や決済を行う電子商取引(EC)の利用が食品分野でも拡大している。農家には、個々の消費者と取引できる直売所のような専用サイトも人気だ。都市住民の利用が多く、栽培法や作り手の思いへの関心に加え、災害やコロナ禍からの復旧などへの「応援消費」が後押しとなっている。
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〈図:各商品カテゴリーでのECの割合と市場規模 ―― 2019年、経済産業省の資料から作成〉
新型コロナウイルス感染症に伴う「巣ごもり需要」増加を背景に、インターネットを介して注文や決済を行う電子商取引(EC)の利用が食品分野でも拡大している。農家には、個々の消費者と取引できる直売所のような専用サイトも人気だ。都市住民の利用が多く、栽培法や作り手の思いへの関心に加え、災害やコロナ禍からの復旧などへの「応援消費」が後押しとなっている。