【埼玉支局】入間市で「茶工房比留間園」を営む比留間嘉章さん(62)は、2019年度から収入保険に加入している。昨年度は4月に降霜の被害に遭い、28アールが全滅。市場価格の低下も相まって、約5割の収入減となった。「茶園管理機を積載するトラックの購入を予定していたので、収入保険に入っていなければ購入は諦めていました。つなぎ融資を利用して、新たな借り入れをすることなく計画通り進めることができ、助かりました」と話す。
〈写真:今年、パリのコンテストで最優秀賞を受賞した「まがたま」を手に比留間さん。「経営の安定にこれほど役立つ保険はありません」と話す〉