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コロナ禍、規格外イチゴ取引減少 スムージーで活路【8月4週号 長野県】

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 【長野支局】水稲を中心に夏秋イチゴを栽培する安曇野市堀金烏川の株式会社あづみのうか浅川では、法人の施設内にキッチンカーを利用した直売コーナーを8月1日にオープンした。農産物や加工食品の直売コーナーを併設し、加工品のほか甘酒やイチゴ、米なども販売している。スムージーは「フレッシュいちごスムージー(数量限定)」と「甘酒いちごスムージー」を用意。7月末のプレオープン時には、近隣や遠方からの利用者でにぎわった。同法人では夏秋イチゴを13アールで栽培。新型コロナウイルス感染症の影響で、飲食店に卸していた規格外のイチゴの販売量が減ったため、スムージーに加工することを思い立った。

〈写真:キッチンカーの前で「ほっと一息つける場所をつくりたくなった。今年はその思いがより一層強まった」と同社代表の浅川拓郎さん(左)〉