【愛媛支局】温州ミカン約300アール、「甘平」5アールを栽培する八幡浜市真穴地区の黒田伊智男さん(58)は、「マルチ点滴かん水同時施肥法(マルドリ方式)」を同市で初めて導入。高品質・安定生産を実現し、さらにスマート農業の導入で省力化にも力を入れている。マルドリ方式は水分コントロールが容易だ。また、同時に液肥を与えることで樹勢の管理が可能となり、気象に左右されにくく肥料を効率的に効かせられる。高頻度で少しずつ施肥できるため液肥の流亡がなく、高品質で安定した生産ができる。
〈写真:園地の状態を確認できる気象ロボット〉