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「保管中農産物補償共済」が9月からスタート 米麦大豆にリンゴ、ナシなど果実も(3面・農業保険)【2020年8月3週号】

 NOSAI団体は、収穫後の保管中や運送中の災害などで、農産物に生じた損害を補償する任意共済「保管中農産物補償共済」を9月からスタートする。農作物共済や果樹共済、畑作物共済に加入する品目が補償対象だ。収入保険への加入で保管中や運送中の被害は補償されるものの、対象となる青色申告を行う農業者は、全国で約46万人と限られる。昨年の台風19号被害では、保管中の果実などが被災したことを受け、全ての農家に補償を行き渡らせることを目的に新設した。自然災害は近年甚大化しており、秋に向けて大型台風の襲来も懸念されるため、収入保険に加入していない場合は、保管中農産物補償共済に加入してほしい。

(3面・農業保険)