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農産物検査員の資格取得 自社産米を直接販売【8月3週号 北海道】

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 【北海道支局】岩見沢市志文町で水稲26ヘクタールなどを作付ける株式会社倉田農場(代表取締役・倉田真二さん=52歳)は、「倉田農場」と印字された紙袋に、「ゆめぴりか」「ななつぼし」「あやひめ」「おぼろづき」などを詰めて販売している。04年にインターネットや精米機を併設した農場の直売所で販売を開始した。妻の真奈美さん(47)は、直売所の店長を務める傍ら日本穀物検定協会のお米アドバイザーや日本炊飯協会のごはんソムリエの資格を取得。自社農場で生産する米の販売をサポートする。倉田さん夫妻は、消費者に米を直接販売するには自身が米の品質を正しく理解する必要性があると考え、農産物検査員の資格を取得し、安定した品質の商品を提供する努力を惜しまない。

〈写真:「倉田農場」と印字された米袋を手にする真奈美さん〉