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ホウレンソウ周年栽培 収入保険が後押し 面積を大幅に拡大【8月3週号 広島県】

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 【広島支局】周年でホウレンソウを栽培する北広島町中原の多川純利〈たがわ・まさとし〉さん(34)は、19棟だったハウスを昨年32棟(70アール)に増やし、露地栽培(75アール)も始め、ホウレンソウの面積を大幅に拡大した。「収入保険があったことで、規模拡大に踏み切れた」と話す。同町の農業研修を受け、7年前に30アールからホウレンソウ栽培を始めた。「従業員もいて、今後さらに規模拡大するには補償が必要だった」。収入保険に加入したことが後押しとなり、自動コンベヤーの導入で作業効率アップを図り、1日の収穫量150キロ(冬場は200キロ)を目標に取り組んでいる。

〈写真:「経験を積み、収量を毎年上げることができている」と出荷作業に励む多川さん〉