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水稲病害虫・温暖化での被害拡大に対応 全国一体で防除の再構築へ(2面・総合)【2020年8月1週号】

 温暖化による水稲病害虫の被害増を踏まえ、農林水産省は7月30日、都道府県や関係団体が一体となって対策を検討する「水稲病害虫防除対策全国協議会」の初会合を開いた。被害が拡大するスクミリンゴガイ(通称:ジャンボタニシ)については、防除体系を再構築し、各県の指針となるマニュアルを9月にまとめる方針だ。また、夏季の高温で多発が懸念されるトビイロウンカ、斑点米カメムシ類についても適期防除に向け、情報共有を進める。

(2面・総合)