「ご自身の生活環境の中で最大限花に触れてもらいたい」と話す埼玉県吉見町谷口の間室みどりさん(46)は、家族で経営し、野菜苗約130品種や花苗を生産する有限会社サニベルグリーンハウス(間室照雄代表、71歳)の一員として消費者向けの寄せ植え教室を開く。扱う品目や作品の種類を充実させ、経験や庭の有無にかかわらず誰もが園芸を楽しめる内容を心がける。自身が店長を務める直営の園芸店「ガーデンセンターさにべる」の品ぞろえや店内の装飾にも工夫を凝らし、花のある暮らしを提案している。
(5面・すまいる)
〈写真:受講者にアドバイスするみどりさん(左)。教室で製作した作品は受講者各自が持ち帰る〉