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コロナ禍 収入保険を経営の支えに フルーツ狩りの魅力追求【7月3週号 広島県】

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 【広島支局】三原市大和町の「白龍湖観光農園」(松浦一正代表取締役=67歳、約19ヘクタール)では、1992年にナシ狩りを開園し、現在はナシ5ヘクタール、イチゴ33アール、ブドウ30アール、サクランボ20アールを栽培する。1991年の台風19号や西日本豪雨を経験し、保険の必要性を感じていたという松浦代表は、今年から収入保険に加入している。例年、イチゴだけで1シーズン1万人の来客があるところ、今年は新型コロナウイルスで打撃を受けた。松浦代表は「お客さんがどれくらい来てくれるかという不安はある。従業員が7人いるし、何かあったときには補償してもらえるという安心感がある。うちのような観光農園にとって、収入保険は必要」と話す。

〈写真:「サクランボの時期は短いが、これからブドウ、ナシ狩りを楽しんでもらいたい」と松浦代表〉