浜松市東区大島町で水稲25ヘクタールやコマツナなどの複合経営をする株式会社森島農園(森島健輔代表、40歳)では、自社の「コシヒカリ」無洗米と水をセットにした「らくらくごはん」を販売する。火を使わずに1食分ずつ炊飯でき、備蓄やキャンプなどで利用できる。「米の価格や消費量が低下する中で、いかに付加価値をつけられるかが重要」と考え開発した。4食と10食の防災セットを商品化し、防災訓練では作り方を実演するなど、販路の開拓に取り組む。
(3面・ビジネス)
〈写真:らくらくごはん防災セットを手に森島代表(右)と姉で役員の高林千晴さん〉