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グローバルGAP認証 世界に通用する野菜作りへ【長崎県 6月4週号】

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 【長崎支局】諫早市の愛菜ファーム株式会社(花田邦男代表取締役=72歳)では、2009年から農業生産工程管理の国際規格「グローバルGAP」取得の準備に取りかかり、取り組み開始から約1年半後の11年に認証を取得した。同社の専務取締役・山内末広さん(65)は「世界に通用する野菜の生産を目指しています」と話す。現在、ビニールハウスでミニトマト7.5ヘクタールや大玉トマト1ヘクタール、露地でタマネギ14ヘクタールやニンジン10ヘクタールなどを栽培。「各作業現場の衛生管理や従業員の健康管理、日々の農作業などすべて管理・記録しなければならないのは大変でした」と山内さん。安全・安心のための管理を徹底するため、従業員にGAPの必要性を伝え意識改革を図り、統一した指導や作業手順・ルールの習熟に苦労したという。

〈写真:ミニトマトを収穫する社員の佐藤達路さん〉