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災害に備え園芸施設共済加入 万一を考え収入保険も【山口県 6月2週号】

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 【山口支局】「県内ナンバーワンのトマト農家を目指しています」と話すのは、株式会社宮村農園の代表取締役を務める宮村真也さん(36)。サラリーマンとして9年間働いた後、5年前に就農した。現在は山口市に居住し、車で30分かけて同市阿東にあるハウス18棟でトマトを栽培する。今年1月には株式会社を立ち上げた。園芸施設共済には2017年から加入。「保険を使ったことはありませんが、何か起きたときのことを考えると心強いです」と宮村さん。近年、各地に台風が上陸し、被害をもたらしている。備えを万全にすることで、安心して農業に取り組めるという。会社の設立に併せて収入保険にも加入。「収量の減少や市場価格の低下など、補償の幅が広い点が魅力です。過去4年の実績が使えることも加入の決め手となりましたね」と、さらなる補償の拡充を図る。

〈写真:「上手に作ってこそプロの農家だと思う」と宮村さん〉