ヘッドライン一覧 購読申込&お問い合わせ 農業共済新聞とは? 情報提供&ご意見・ご感想 コラム防風林

キクの移植にタマネギ移植機を活用 1時間作業が5~6分に【長崎県 6月2週号】

200610_7.jpg

 【長崎支局】キク80アールを栽培する佐世保市高花町の久田浩嗣さん(39)は、タマネギ移植機を活用してキクの移植を効率化した。2人体制で30メートル約700本を手植えするのに1時間弱かかっていたが、タマネギ移植機を使って5~6分まで短縮したという。キクは専用移植機でも移植できるが、1条または2条植えが主流のため、作業効率がキク移植機の2倍となるタマネギ移植機の4条植えを使用。タマネギ移植機は株間が11センチとキク移植機より間隔が狭いため、キクに合わせて15センチと株間を広げた機械を使った。「作業効率が上がって体の負担が少なくなり、とても楽になっています」と話す。

〈写真:キク移植用に改良されたタマネギ移植機を使用。作業効率が向上し体の負担も軽減したという〉