【岩手支局】サクランボ栽培に力を入れる盛岡市手代森の合同会社田屋果樹園(田屋富士男代表=65歳)では、サクランボ狩りを毎年開催している。今年は新型コロナウイルス感染症の予防対策を講じて開く予定だ。地元産果樹のおいしさを多くの人に知ってもらおうと、栽培に励んでいる。現在は息子の祐樹さん(35)とともに、約3・5ヘクタールの園地でサクランボやリンゴ、ナシ、モモなどの果樹を中心に栽培。サクランボは「佐藤錦」や「紅秀峰」など、10種類ほどを手掛ける。田屋代表は「新型コロナウイルス感染症の影響で、サクランボ狩りは開催見合わせも考えたが、緊急事態宣言の解除や県内の動向を踏まえて、開催を決めた。少人数の予約制にして混雑を避け、感染予防対策を万全にして、お客さまを迎えたい」と話す。
〈写真:「お客さまが安心してフルーツ狩りを楽しめるよう、感染症予防対策を万全にしたい」と話す田屋代表(右)と祐樹さん〉