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地域農家の軽労化へドローン組合設立 空散を受託【栃木県 6月1週号】

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 【栃木支局】宇都宮市川田町で水稲「コシヒカリ」「あさひの夢」など7ヘクタールと二条大麦9ヘクタールを栽培する戸崎勇丞さん(35)は、今年4月に「南部地区ドローン組合(フライワークス)」を立ち上げ、代表に就任した。農業用小型無人機(ドローン)で市南部の農薬散布を請け負い、地域農家の軽労化を目指す。組合員は横川地区、瑞穂野地区、雀宮地区の15人。「半数近くは私が散布を請け負っていた方。私のドローン防除を見て興味を持ってくれました」と戸崎代表は話す。対象は水稲と麦。組合では農薬散布を10アール1500円で、除草剤散布を10アール当たり1キロ剤1500円、同3キロ剤2500円で請け負う。農薬代は依頼者が実費負担。ドローン購入時に助成を受けられるよう、宇都宮市と協議中だという。

〈写真:農薬を散布する戸崎代表。「騒音が少なく時短にもなります」〉