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連作障害・根こぶ病を回避 竹パウダーに手応え【広島県 5月4週号】

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 【広島支局】東広島市福富町の原田賢志さん(39)は、ナスなどを栽培する農地(1.5ヘクタール)に竹パウダーを混ぜ込み、「連作障害や根こぶ病になりにくいだけでなく、使用する農薬の量も減った」と手応えを感じている。切ったばかりの柔らかい竹を粉砕機に入れると、1時間ほどで約45キロの竹パウダーになる。1.5キロずつ袋に詰め、2週間発酵させるという。原田さんは竹パウダーの販売にも取り組む。作業の記録用に始めたという動画共有サイト「YouTube」では、自身の農業について視聴者からの質問に答えながら、作業の様子を配信している。

〈写真:「竹パウダーは、インターネットやJAの直売所で販売しています」と原田さん〉