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菌床シイタケに参入 リース活用、初期投資を軽減【島根県 5月3週号】

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 【島根支局】「リース事業を利用して今年3月に菌床シイタケの栽培を始めました」と話す出雲市東福町の常松拓人さん(25)。現在、週6日は別の仕事をする傍ら、ハウス1棟でシイタケ約5千菌床を、祖父母、曽祖母の家族4人で作業に当たる。菌床シイタケは価格の変動が少なく、周年栽培が可能なこともあり、新規の生産者は多いが、高額な初期投資が課題だ。このためJAしまね出雲地区本部では、2019年度に菌床シイタケのリース事業を開始。リースハウス11棟を建設し、常松さんを含む新規就農者4人と4経営体が入植した。常松さんは「空調を含めた栽培施設一式をリースにして負担を軽くすることができた」と話す。

〈写真:「天候に左右されないことも魅力の一つです」と常松さん〉