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夫が捕獲、妻がレシピまとめ「わが家の簡単いのしし料理」【愛媛県 5月3週号】

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 【愛媛支局】「シシ肉は臭みが気になるといわれますが、処理や味付けをきちんとすれば、おいしい料理に仕上がります」と話すのは、八幡浜市磯津地区の寺岡恭子さん(79)。夫の俊二さんは25年前、山を荒らしていたイノシシを駆除するため狩猟免許を取得。捕ってきたイノシシは俊二さんがさばき、その後は恭子さんにバトンタッチする。初めはイノシシがどんな料理に向いているか分からなかったという恭子さん。いろいろと試していくうちにイノシシ料理のおいしさに気づいたという。俊二さんがさばいた肉は臭みがなく、頻繁に寺岡家の食卓に並ぶ。これまでに恭子さんが考案したレシピは、子や孫に伝え残したいという思いから、亥年の2019年に「わが家の簡単いのしし料理」としてまとめるに至った。

〈写真1:「夫がさばいたイノシシは臭みがありません」と恭子さん〉
〈写真2:恭子さんが考案したイノシシ料理のレシピ「わが家の簡単いのしし料理」〉
〈写真3:「孫が喜んで食べてくれる」という「かわりハンバーグ」〉