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リンゴの品質向上 農福連携で確かな成果【岩手県 5月1週号】

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 【岩手支局】奥州市江刺伊手の株式会社菅野農園では、障がい者施設の利用者に農作業を依頼し、従業員の労力低減を図り、果樹の品質向上につなげている。同園では、従業員16人でリンゴ6ヘクタール、モモ1ヘクタールをはじめ、プルーンや西洋ナシなどを30アールで栽培。菅野千秋代表取締役(46)は「従業員だけでは農繁期に手が回らないこともあり、福祉施設に勤めている友人に勧めてもらった」と話す。2016年から、奥州市内の福祉施設2カ所を通して、障がい者施設の利用者に農作業を依頼している。

〈写真:剪定した枝を集める施設利用者〉