「家畜共済は酪農に欠かせない。払った掛金以上に診察してもらっていると思う」と話すのは、神奈川県藤沢市石川でNOSAI部長を務める須田裕〈ゆたか〉さん(66)。43頭の乳牛を飼養し、NOSAI獣医師の重要性を強調する。秦野市北矢名の平井修二さん(77)は、地域でトラクターの盗難が多発した経験から、「転ばぬ先のつえとして加入していれば安心。普段は意識しないが、万が一のときに助かる」と農機具共済を推進する。
(3面・NOSAI部長)
〈写真上:NOSAI獣医師の診療を見守る須田裕さん(左)〉
〈写真下:NOSAI職員と園地で相談する平井修二さん(右)〉