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センダン植林 耕作放棄地解消に期待【熊本県 4月4週号】

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 【熊本支局】「耕作放棄地を少しでも減らせればと思い、センダンの植林を始めました」と話すのは、天草市倉岳町で水稲60アールを栽培する金子孝二さん(62)。県天草広域本部が耕作放棄地解消を目的に取り組む天草センダンプロジェクト事業を活用し、耕作放棄地となっていた中山間地に所有する50アールの田畑に、苗木250本を2018年3月に植林した。センダンは近年、家具材として使われる。「30センチほどの苗木だったが、2年で4メートル近くまで成長した」と金子さん。15~20年で直径30~40センチに成長し製材に利用できる。

〈写真:成長したセンダンと金子さん。今後も耕作放棄地での植林に取り組む〉