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20年度の麦需給見通し 小麦、米粉の流通量増加 高まる国産需要(2面・総合)【2020年4月2週号】

 農林水産省は3月31日、2020年度の麦の需給見通しを公表した。国内産小麦の流通量は、19年度見込みから17万トン増の91万トンとした。米粉用国産米の流通量は、19年度見込みを3千トン上回る3万9千トンと見通した。ノングルテン食品の需要拡大から過去最高水準となる。国産需要が高まっている小麦や米粉などは、需要と結び付いた産地形成や消費拡大の取り組みを強化することで、安定生産と収益確保など生産基盤を盤石化し、持続性の高い農業の確立が期待できる。

(2面・総合)