水稲種子をコーティングせず、水を入れた水田に播種する「無コーティング湛水〈たんすい〉直播」の導入が進められている。コーティングの手間とコストが省けると生産者の期待が大きい。多収・安定生産へ向けたポイントとして、従来の「催芽種子」より苗立ちが良く、初期生育を向上させる「根出し種子」による直播栽培技術を紹介する。
(7面・営農技術)
〈写真:仕上げ代かきと同時に播種。後部のローラーで土壌の浅い層に種子を鎮圧する(写真提供=農研機構)〉
水稲種子をコーティングせず、水を入れた水田に播種する「無コーティング湛水〈たんすい〉直播」の導入が進められている。コーティングの手間とコストが省けると生産者の期待が大きい。多収・安定生産へ向けたポイントとして、従来の「催芽種子」より苗立ちが良く、初期生育を向上させる「根出し種子」による直播栽培技術を紹介する。