【新潟支局】野菜の水耕栽培に取り組む見附市上新田町の「kimataファーム」では、ニンニクを発芽させ特有のにおいを抑えた「においの残らないまるごとにんにく」を生産・販売している。同ファーム代表の野村貴巳さん(42)は「根はもちろん、茎も白く柔らかいので、丸ごと食べられます。新たなニンニクの味わいを楽しんでもらえると思います」と話す。「ニンニクのB級品を活用しよう」と試行錯誤を重ね、ガーリックオイルも開発した。加熱することで、においがさらに軽減。ほどよい塩味がプラスされ、調理に使うだけでなく、そのままでも楽しめる。
〈写真:ガーリックオイルはオリーブオイルとごま油の2種類〉