【岩手支局】矢巾町煙山でキクラゲの菌床栽培に取り組む晴山千代さん(59)。冬場の収量を増やすことで、年間を通して安定した出荷を目指す。晴山さん方では、もともとシイタケを栽培していたが、2016年からキクラゲの通年栽培を始めた。母の佐々木こよさん(83)と2人で、実家のハウス1棟で栽培に取り組んでいる。「東日本大震災の影響で機器が壊れる被害や価格低下などもあり、シイタケ栽培を続けることの難しさを感じた。新しいことに挑戦したい気持ちもあり、キクラゲ栽培に切り替えた」
〈写真:「炒め物やみそ汁など、いろいろな料理で楽しんでもらいたい」と晴山さん〉