ヘッドライン一覧 購読申込&お問い合わせ 農業共済新聞とは? 情報提供&ご意見・ご感想 コラム防風林

資源循環で地域に貢献 給食センターの野菜残さを堆肥に ―― 寺田昇さん(静岡県袋井市)(3面・暮らし)【2020年3月3週号】

200318_1.jpg

 耕作放棄地を開墾し、サツマイモなど2ヘクタールを作付けている静岡県袋井市の寺田昇さん(76)は、市の給食センターと連携し、野菜残さを原料に堆肥づくりに挑戦している。地元農家で余ったもみ殻や鶏ふんなど地域資源も有効活用。「土で生まれたものは土に返す」をモットーに、廃棄で焼却処分にかかるエネルギーと費用を抑えて、地域貢献や環境保全を図る。栽培したサツマイモの収穫体験など、児童たちへの食育にも生かす予定だ。

(3面・暮らし)

〈写真:畑の前で野菜残さの状態を確認する寺田昇さん(左)。右は市教育委員会おいしい給食課の石塚浩司主任主査〉