【鳥取支局】一般財団法人日本きのこセンターグループ(鳥取市富安)はこのほど、10分の湯戻しで調理できる乾燥シイタケの製造方法で特許を取得した。同グループ菌興椎茸協同組合の下田秀一代表理事組合長(60)は「乾燥シイタケの消費は10年間で約半分に減少した。これをきっかけに消費を増やしたい」と話す。約5年かけて2018年4月に開発した製法は、25度前後で一度乾燥した後に55度で仕上げ乾燥を行う。低温で乾燥することで、乾燥に必要な燃料を半分から3分の1に抑えられる。
〈写真:25~30時間かけて乾燥する〉