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伸びる乾田直播 震災後の大区画化進展を背景に(宮城県)(1面)【2020年3月2週号】

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 水稲直播栽培の面積が、東北地方を中心に伸びている。全国の実施面積は約3万3千ヘクタールで、その3分の1を東北地方が担う。農研機構が開発したプラウ耕鎮圧体系による乾田直播の導入が進み、特に宮城県での取り組みが増えている。東日本大震災以降、農地の復旧に合わせた大区画化が進展し、大規模経営の農業法人が増加。より省力的な栽培法が求められており、今後も乾田直播の面積が拡大する見込みだ。先ごろ、仙台市で開かれた農研機構東北農業研究センター主催のフォーラムから、乾田直播の現状と課題を探った。

(1面)

〈写真:農研機構東北農業研究センター主催でフォーラムが開催された〉