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野菜や加工品の拡販に運転代行業を生かす【石川県 3月2週号】

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 【石川支局】白山市宮保町高松の松田浩幸さん(51)は、「株式会社弥介さ」(野菜2ヘクタール)と運転代行業の会社を経営している。同法人で生産した野菜や加工品を、運転代行の利用客に土産として渡すサービスが好評だ。松田さんは2006年に就農し、09年に弥介さを設立。農業をしながら時間を有効活用するため、11年に運転代行業を始めた。生産品を多くの人が手にしてほしいという思いから、野菜や加工品を運転代行の利用客に渡すサービスを思い付いたという。「土産を渡すと驚かれるが、喜んでもらえる。生産品の感想を聞くこともできるので、一石二鳥だ」と松田さん。土産を楽しみに代行サービスをリピートする人も多いという。

〈写真:「農業も運転代行も日々成長が大切。みんなで力を合わせて頑張りたい」と話す松田さん(左端)と従業員の皆さん〉