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防疫に抜かりなし!牛と人の安全を守り楽しい体験を提供 ―― 安富牧場(岡山市)(3面・暮らし)【2020年3月1週号】

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 酪農教育ファーム活動は、20年以上にわたり消費者に酪農の魅力や現場の苦労を伝えている。岡山市北区下足守で搾乳牛70余頭、育成牛50余頭を飼養する有限会社安富牧場は、酪農教育ファームの認証牧場として搾乳(1人300~500円)やバター作り(1人450円)などの体験を消費者に提供する。会長の安富正史さん(70)が活動を行うファシリテーターを務め、社長で息子の照人さん(45)や妻などとともに、週3日を基本に受け入れる。実績は年間100組以上、教育機関は30組以上だ。その一方で、口蹄疫など家畜伝染病から牧場を守るため、飼養衛生管理基準に基づいた防疫対策は欠かせない。工夫にあふれた同牧場の事例を紹介する。

(3面・暮らし)

〈写真:牛舎入り口の記帳スペースで安富正史さん〉