【鳥取支局】倉吉市で「倉吉スイカ」が定植期を迎えた。近年、栽培面積の拡大や就農者の増加で活気づくJA鳥取中央倉吉西瓜生産部会は、品質向上とブランド化に地域全体で取り組んでいる。同部会の中川晋詞さん(36)は「今年も部会員が一丸となって、おいしいスイカをお届けできるよう努力していきます」と意気込む。「新規就農者からベテランまで、味に違いのない出来になるよう気を配っています。併せて、栽培の勉強会も、若手だけではなく経験者向けにも開催しています。経験を重ねると独自の作り方になって味が変わってしまうこともあるので、若手に限らず学ぶことは多いと思います」
〈写真:研修を重ね今年独立する坂根雅人さん(27)。トンネルハウスの設置は「周りの方に教わりながら組みました」〉