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果樹:ヒノキくずを生かした保護資材を巻き付けて凍害回避―岡山県農林水産総合センター(9面・営農技術)【2020年2月4週号】

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 モモなど果樹若木の主幹部に巻き付ける保護資材が、凍害の回避に効果を発揮している。岡山県農林水産総合センターが開発した。一般的に行われている「わら巻き」と比較して保温性が高いほか、手早く巻き付けできるなど作業性にも優れる。モモを栽培する岡山市北区の板野誠さん(75)は「以前は若い樹が枯れていたが、しっかり保護できているようで被害がなくなった」と話す。

(9面・営農技術)

〈写真:保護資材をモモの若木に巻き付ける板野さん。「樹が十分に育つ定植後4年目まで巻いている」と話す〉