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遊休農地を活用 高収益作物栽培に消防団〝出動〟【熊本県 2月4週号】

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 【熊本支局】天草市河浦町立原地区の消防団員9人で構成する「天草F・group466」では、水稲16アールのほか、遊休農地を活用した高収益作物(アスパラガス7アール、サツマイモ10アール)の栽培や、地域農業の振興に積極的に取り組んでいる。グループが発足したのは2018年で、「結成のきっかけは消防団の集まりでの話題づくりでした」と上野進会長(34)。地域の高齢化や消防詰め所から見える農地に休耕田が目立っていたため、みんなで農業を始めることを決めたという。事務局を務める山﨑剛さん(41)は「県の中山間農業モデル地区支援事業に選ばれたこともあったので」と振り返る。

〈写真:アスパラガスハウスの設営。作業はアスパラガス班と水稲・サツマイモ班に分かれて行う〉