福井県坂井市春江町の片岡喜美子さん(78)は、自家産のもち米「たんちょうもち」や水稲「コシヒカリ」、ダイコンなどを使い、あられ餅やこうじ、漬物などを製造・販売する。1~2月の繁忙期には、日によっては10時間ほど作業し、出荷先への納品までを全て一人で担当するなど、活動的だ。豆こうじや米こうじから手作りし、塩漬けしたナスを加えて作る地域の伝統食「はまなみそ」は、作り手が減少している中で求める消費者も多く、地域の食卓を支えている。
(3面・暮らし)
〈写真:とぼもちを切る喜美子さん〉
福井県坂井市春江町の片岡喜美子さん(78)は、自家産のもち米「たんちょうもち」や水稲「コシヒカリ」、ダイコンなどを使い、あられ餅やこうじ、漬物などを製造・販売する。1~2月の繁忙期には、日によっては10時間ほど作業し、出荷先への納品までを全て一人で担当するなど、活動的だ。豆こうじや米こうじから手作りし、塩漬けしたナスを加えて作る地域の伝統食「はまなみそ」は、作り手が減少している中で求める消費者も多く、地域の食卓を支えている。