「農園も時代に合わせて変わっていかないといけない。経営者は人の意見を聞いて柔軟に経営することが大事」と話すのは、寺田農園株式会社の寺田昌史〈まさふみ〉代表(51)。奈良県葛城〈かつらぎ〉市大畑でハーブやイチゴを栽培する。大阪市内のマルシェに出店し、農園の様子などを伝えながら、イチゴの購入が約1時間待ちになるなど人気を博している。夏場の高温でハーブ栽培が難しくなったことから、従業員の提案を受けてマイクロリーフ栽培を始めるなど、柔軟な経営に取り組む。
(8面・ビジネス)
〈写真:昨夏から栽培を始めたマイクロリーフ〉