水田の法面〈のりめん〉管理の省力化として、秋以降の生育が早い冬芝「ハードフェスク」を繁茂させて雑草を抑える技術を鳥取県農業試験場が開発し、中山間地域を中心に普及を進めている。稲刈り後の秋に除草剤で既存の雑草を除草してから播種し、芝への影響が少ない抑草剤散布と組み合わせる。翌年夏までに地表を覆い、雑草の発生を抑制でき、草刈りを年1回以下に抑えられる。
(9面・営農技術)
〈写真:近隣の若桜町でも導入されている。案内しているのは八頭町の中山間地域で水稲を栽培する年岡満さん〉
水田の法面〈のりめん〉管理の省力化として、秋以降の生育が早い冬芝「ハードフェスク」を繁茂させて雑草を抑える技術を鳥取県農業試験場が開発し、中山間地域を中心に普及を進めている。稲刈り後の秋に除草剤で既存の雑草を除草してから播種し、芝への影響が少ない抑草剤散布と組み合わせる。翌年夏までに地表を覆い、雑草の発生を抑制でき、草刈りを年1回以下に抑えられる。