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飼料用米種子毎年10トン販売 挑戦する農家を支援【岩手県 2月2週号】

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 【岩手支局】飼料用米種子の販売などを行う奥州市江刺の有限会社ピース。毎年およそ10トンの種子の注文があるという。試験栽培時から積み重ねた実績をもとに、飼料用米栽培に挑戦する農家にアドバイスをし、作業受託でも支えている。同社は2014年からは飼料用米(品種「いわいだわら」)を栽培。現在は主食用米5ヘクタール、飼料用米5ヘクタール、大豆30ヘクタールを栽培するほか、水稲、大豆などの農作業を請け負う。「いわいだわらは、本州最多の10アール当たり842キロの収量を記録した品種。実際に試験栽培を行ったが、収量の多さに驚いた。倒伏や病害にも強い」と話すのは、同社の家子秀都〈いえこ・みつひろ〉代表取締役(47)。

〈写真:「飼料用米の栽培が経営の選択肢のひとつになれば」と家子代表〉