【島根支局】冬場に供給不足になることがあるネギを、年間を通して安定供給するため、出雲市灘分町の稲田三津男さん(65)は、育苗してから畑に移植し、通常は年3~4回の収穫が、最高で6回できる移植栽培に挑戦している。ネギを栽培するハウス(19棟)以外に育苗用のハウス(1棟)を用意し、1カ月半から2カ月、苗が15センチ長になるまで育苗した後に移植機で圃場内に植え付ける。その後、30~50日で出荷が可能となり、直播栽培と比べ出荷までの期間を2カ月程度短縮できるという。
〈写真:「ネギの水耕栽培にもチャレンジしてみたい」と稲田さん〉