農林水産省は16日、2018年度の野生鳥獣による全国の農作物被害金額は前年度比4%減の157億7700万円だったと発表した。減少は6年連続で、防護柵の設置や捕獲の強化などにより、08年度以降最少を更新した。ただ、被害額は依然高水準にあり、温暖化などに伴う野生鳥獣の生息地の拡大・深刻化なども指摘される中、引き続き官民挙げた対策の強化・拡充が重要だ。
(2面・総合)
農林水産省は16日、2018年度の野生鳥獣による全国の農作物被害金額は前年度比4%減の157億7700万円だったと発表した。減少は6年連続で、防護柵の設置や捕獲の強化などにより、08年度以降最少を更新した。ただ、被害額は依然高水準にあり、温暖化などに伴う野生鳥獣の生息地の拡大・深刻化なども指摘される中、引き続き官民挙げた対策の強化・拡充が重要だ。