大型で強い勢力のまま上陸した台風19号は、今月12日から13日未明にかけて、東日本各地に記録的な大雨と強風をもたらした。河川の氾濫や豪雨による農地の冠水、土砂の流入、園芸施設の倒壊、家畜の溺死など、農業関係の甚大な被害が確認されている。被災各県のNOSAI団体では、共済金の早期支払いに向け、適正・迅速な損害評価に取り組んでいる。【関連記事1面、8面】
〈写真:浸水後、水が引いたトマトのハウス(20日、宮城県大崎市鹿島台)〉
〈写真:冠水したリンゴ園(17日、長野市豊野)〉
〈写真:牛舎の屋根の下まで水没した(15日、福島県郡山市)〉