ヘッドライン一覧 購読申込&お問い合わせ 農業共済新聞とは? 情報提供&ご意見・ご感想 コラム防風林

産地を守る熟練の技 藍:タデアイ栽培からすくも作りまで ―― 有限会社新居製藍所・新居修さん(徳島県上板町)(3面・暮らし)【2019年10月3週号】

191023_2.jpg

 かつては日常的な衣服に用いられるなど、日本の伝統として現在まで引き継がれている「藍」。徳島県上板町七條の有限会社新居製藍所では、6代目の新居修代表(71)が、娘の加容子さん(46)や、その夫の俊二〈ゆうじ〉さん(48)とともにタデアイ2ヘクタールを栽培する。修さんは、刈り取った葉藍から染料の「すくも」を作る藍師として活動し、全国の染め物店にすくもを出荷。長年にわたり後継者の育成にも携わるなど、産地振興に尽力する。

(3面・暮らし)

〈写真:藍の生育状況を見る修さん〉