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復興に花添える 避難解除の町村で販売目指す【福島県 10月3週号】

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 【福島支局】川内村の福塚〈ふくつか〉裕美子さん(33)は、双葉郡内で唯一の花店を営む。同村の農事組合法人が生産するリンドウも扱い、東日本大震災からの復興に花を添えている。大阪府出身の福塚さんは東京で花店に勤めていたときに震災が発生。復興支援のため川内村に移住し、水稲を栽培していた。そうした中、「花屋を開きたい」という思いを抱き、名古屋市や大阪、東京、ドイツで勉強して村に戻った。現在は店舗を持たず、郡内の商業施設3カ所で毎週2、3日の移動販売に取り組む。

〈写真:「将来は川内村にお店を開きたい」と福塚さん〉