ダイコンなどの根菜類をはじめ、年間40~50品目の野菜を27アールで栽培している、長崎県西海市大島町の「元気やさい雅〈みやび〉」の谷口雅樹さん(24)。「食は体をつくる、人にとって一番大切なものだということを伝えたい」と、営農の傍ら、近隣の小学生らが対象の食育活動に力を入れている。安全・安心・健康につながる野菜作りを志し、EM(有用微生物群)菌と生ごみからボカシ肥料を製造。農薬や化肥を使わない栽培に取り組んでいる。
(3面・暮らし)
〈写真:右から環境美化を考える会の北村瑞枝さん、谷口さん、山下静子さん、田口昭子さん。左端は大島「SOY-ne」の森山元子さん〉