ヘッドライン一覧 購読申込&お問い合わせ 農業共済新聞とは? 情報提供&ご意見・ご感想 コラム防風林

収入保険の選択肢が拡大 来年1月から適用(1面)【2019年9月4週号】

190925_2.jpg


 収入保険は、2020年1月から仕組みが改正される。保険金等の支払い基準(基準収入の9割)は維持しつつ、補償の下限を設けて、現行より安い保険料での加入を選択できるようになる。

 補償の下限は50%、60%、70%から選択できる。基準収入が1千万円の場合、現行の保険料は7万8千円になるのに対し、補償の下限を70%とした場合は4万4千円、60%では6万2千円、50%とした場合は7万円となり、最大で約4割安くなる。

 また、加入者が積み立てる積立方式の支払率の選択肢を拡大し、加入年の積立金の負担を軽減できるようになる。

 収入保険は、ほとんどの品目を対象に自然災害のほか、販売価格の低下なども含めた収入減少を補てんする仕組み。

(1面)